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ミギワバエ

ミギワバエ(汀蠅、渚蠅)は、ハエ目ミギワバエ科(Ephydridae)に分類される昆虫の総称。全世界で約1500種が記録されている。多くは浜辺や湿地、湖沼の沿岸などに生息する。また幼虫が原油の中で生活するという特殊な生態を持つセキユバエ Helaeomyia petrolei も、このミギワバエ科に属する。
北米の先住民はミギワバエという塩水湖に発生するハエの蛹を食べていた。南米先住民も部族によっては食用とされている。