ウラウチフエダイ(浦内笛鯛、学名:Lutjanus goldiei)は、スズキ目フエダイ科の魚の一種。熱帯域の河川に生息する大型のフエダイで、西太平洋の限られた地域だけで生息が確認されている。
ニューギニア島と東に近接するニューブリテン島に生息することが知られていたが、1992年に西表島でも生息が確認された。西表島の個体数は少なく、絶滅が危惧されている。和名の「ウラウチ」は西表島最大の川である浦内川に由来する。英名の "Papuan black snapper" は、「パプア(ニューギニア島)の黒いフエダイ」の意である。パプアンバスとも呼ばれる。